各国の宗教や風土と豚事情を訪ねる旅の本。スリリングでおもしろかったよ。最後は厳寒の地にまで行って、そのまま凍死しちゃうんじゃないか?っていう印象的な終わり方。だいじょうぶ、無事に日本のおうちに帰って本を書いたから!
(内容は違うけど)映画「グレート・ブルー」ぽい構成。あるテーマを追求する人が、各地を旅し、出会いがあり別れがあり、理解されるときもありされないときもあり。。。そして最後、主人公は死んじゃうの?だいじょうぶ、イルカさんが助けてくれるから!っていう。(そういえば、イルカの漢字は海豚だよね)
本書のなかでも、著者は外国人と豚を論じる際、映画「コーヴ」についての感想を尋ねられる。この本が「愛と憎しみの海豚」だったら。。。