浅間山林道

に行ってみました。
家を出るのが遅くなって、通学時間帯に平塚の街を通過。歩道を走る高校生のママチャリに追い抜かれながら(^^;; 清水屋の駐車場へ午前9時着。冷たくゆるい北風で楽勝かと思ったが、やはりもうここで汗だくになっていた。今日は登りだからと、BCAAを飲んでいたが効果は2時間、予備を忘れていた。

まあいいやと急坂を上る。ゲートを抜けたら、人も車も通った形跡がない、枯れ葉が積もる明るい道。路面に出ていた小鳥が驚いて、山側の斜面の茂みに逃げ込む。ときどき、山側からのびている枝から、ハトぐらいの鳥の飛び立つ音がする。カラスより小さくキジバトより大きい。黄色い葉が散り続けている樹。ドングリが足下にびっしり落ちている樹。これ何だっけ?去年の冬、どんぐりを見分けられるよう調べたけど、夏の間にすっかり忘れている。

ミズキの実の赤い枝がこんもり路面に積もっているところで、自転車を降りてそれをながめて、iPhoneで撮ろうかと迷った。そして立ち上がった瞬間、頭上の枝から鳥が飛び立つ音がした。振り返ると、きれいな緑色のハト2羽だった。うわっそこにいたのか!びっくりしたなあもう。アオバトって忍者か。まったく気配がなくて突然飛び立つので驚くよ。


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トレイルの分岐、古い石碑のようなものがあり、ここが峠とかと思ったが、帰ってGPSデータを見たらちがっていた。

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この道はいい感じ♪と写真を撮ろうとすると、ガードレールが邪魔なことに気がつく。んで、無粋なガードレールが途切れる箇所がない!ことにも気がつく。

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山側の斜面からずっとアオジの声がしていた。この声がアオジだというのも、これまた夏の間に忘れていて、アオジの姿を見て、ああそうだったと思い出す始末。ゴルフ場へ降りる道との分岐でススキの穂が輝いていた。名前を知らない赤い実を撮ろうと茂みに近づくと、ポピュピュピュという声がした。ヤブのなかで姿は見えず。シロハラ?アカハラ?それを聴いたのは一度だけだった。

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蓑毛側ゲートにて、鹿の管理捕獲のお知らせ。やっぱり捕らないと増えすぎなのかな。そういえば、大山側のゲートで鉄砲担いだ2人を見た。大山新名物、ジビエ料理。。。

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蓑毛に下って、またヤビツを上る。もう脚は終わっていた。が、ここで引き返すのは残念なので、とぼとぼ歩く。下から上がって来るロードのお兄様たちが「もうすぐですよ〜」と声を掛けてくれる。「それよりアミノバイタル持ってない?」と心のなかで言い放つあたくし f(^^;;

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表丹沢林道との分岐で、林道に突入か、宮ヶ瀬に下るか、かなり迷った。実はゲートを越えて10mぐらい林道に入った。しかし、いやいや今日はすでに疲れている、舗装路で帰ろうと引き返した。斜面に下がっているヒヨドリジョウゴの実を見ながら、歩いて上ったけど、一応撮影。

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ユニクロの薄いダウンを着て、裏ヤビツを下る。表より斜度がないと思っていたら、それでもきびしい下りで、また握力が限界に。。。渓流沿いのケヤキの黄色い葉、遠くの山肌の紅葉、澄んだ秋の日差し、ときどき追い抜いていくロードのお兄さん方。。。

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宮ヶ瀬は満タン。

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ここから強い向かい風。土山峠の下り、あの斜度とカーブ、大型車がひっきりなしに脇を通るし、怖くてちょっと泣きそうに。糖類の補給はたくさん持っていたので、意識はクリアで集中が途切れなかったが、筋力がヘロヘロ、暗くなるのが早くてあせってしまった。伊勢原で道を間違えてgoogle mapsで確認し、顔を上げると、お地蔵さんがいた。「右 日向道、左 大山道」という文字が彫られていた。

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