ツバメが静かな海面すれすれを飛んでいます。
このツバメたちとは別に、下水道公社の建物のひさしに巣をつくっているような(敷地外からは見えないので)イワツバメ。3箇所、10羽ぐらい。
春先、まだイワツバメが来る前に、ヒメアマツバメがチェックしているのを見ました。入口に羽毛があったので、一度は乗っ取ったんだと思います。ヒメアマツバメはイワツバメが留守の隙に勝手に内装をリフォームします。玄関からフワフワの羽毛が見えていたら、あー乗っ取られたなということです。
しかしその後ヒメアマツバメをその巣で見ることはありませんでした。どうしたのかなあと後日よく見ると、巣に横穴が空いていました。まだ繁殖前だったとは思いますが、カラスにやられたようです。ヒメアマツバメは泥で外壁を補修するなどというガテン系の仕事はできないのかな?イワツバメもこの穴の空いてしまった巣を再利用する気はないようです。羽毛を敷かれちゃってるしね。
かつて漁港にあったヒメアマツバメの巣は、何度か年を越すうちにちょっとずつ崩壊していました。ヒメアマツバメが自分で補修できないとしたら、漁港の塗装工事がなくても、いずれ使われなくなったかもしれません。ヒメアマツバメは数年ごとに巣を使い捨てるのでしょうか?そしてまたイワツバメが巣を作るのを待つ?