早朝パトロールからの帰り。
懇意のハシボソガラス(とわたしが勝手に思っている)に「おはよー」と声をかけると、いつもどおり「チッお前か」という挨拶を返され(表情でね笑)、カラスは柵の陰に隠してあったらしい食パンの食べ残しを取り出して得意そうに見せびらかした。「おースゴイじゃん!」と言うと、彼(彼女?)はそれをポイっと捨てて飛び去った。どうしたの?そんな獲物を捨てるなんて。カラスの背後の波打ち際に目をやると、そこには打ち上げられた小魚のベルトが。
そういえば戻り鰹の季節。今朝だったのか。さっそく浜に下りて観察。7〜8cmの小さなイワシ。青々と輝いている。触ると固い(かじってみるのはやめときました)。これはイケルかもとビニール袋を取り出した。わたしの他にゴム長を履いた人が二人、バケツを持ってきて拾っていました。
過去にも2004年の8月に同様の場面に遭遇し、しかしその時はそのイワシを食べられるとは思いつかなかったのと、容器を持っていなかったので持ち帰りませんでした。後日、やっぱり拾って料理して食べればよかったと思い直し、それ以来いつもレジ袋を携帯しています(オバチャンの階段1歩上がった)。
r2: いわし
10cmぐらいのイワシが次々打ち上げられる
大きめで特に鮮度が良さそうなのを拾っていると、カラスの足跡とイワシの頭を発見。このごちそうがあったので、おなか一杯だったのね。よかったね!カラス(名前つけようかな)
帰ってからアンチョビ用に開いて塩漬けにしました。頭を取ると内蔵がスポッと抜けます。お店で買う朝獲れのシコイワシより新鮮なのと小さいのとで手開きは難しい。小さな果物ナイフで骨にそって身を開き粗塩と交互に重ねていきます。とにかく小さいので手間がかかります。だんだん効率よくなって要領をつかめたと思ったら作業終了。そして次会までにコツを忘れて、また1からスタートという。。。
アンチョビの作り方 | 釣魚料理レシピデータベース