谷川岳登山

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日曜日(2010.12.12)、谷川岳に登って来た。
谷川岳ロープウェイで天神平駅まで上り、そこから天神尾根を登るルート。雪が少なく天神平スキー場はまだオープンしておらず、山登りの人だけの静かなスキー場だった。

登山道は雪はあるが、ところどころ岩が出ている状態。積雪は20cm程度。1440m付近の熊穴沢避難小屋でアイゼンを付け、念のためにハーネスも装備。ハーネスを持っていない同行者もスリングを肩を通し、反対の脇の下を通して胸で結びカラビナを付け、ロープで釣れる状態に。

空は明るいものの雲が景色を遮って視界はいまいち。ときおり雲が切れてふわっと景色が広がり、遠くに光る富士山を確認して一同テンション上がる。

ピーク(トマの耳(標高1,963m)、オキの耳(標高1,977m))に近づくと雪も深くなり、ピッケルを付いても地面に届かない。風も強くガスも濃くなる。なにしろ腹が減ったので、肩の小屋(標高1,925m)でゆっくり昼食。肩の小屋の外のテーブルや小屋の壁には氷が貼り付いて現代芸術的作品に。

明るくなった!?と小屋から外に出るものの、さらに風が強くて激寒い。視界が悪く、すでに山頂へのトレースが消えていたので、ピークは踏まず下山を決定。時間的にも山頂をアタックすると下山途中で日没、ロープウェイも終了の可能性大。

懺悔岩を過ぎたあたりからガスが晴れてきて、やっと写真を何枚か撮る。尾根を越える雲はどこでみてもかっこいい。今回も大きな雲がわき上がって越えていく様子を見ることができた。

ロープウェイは、たぶんぼくらが最後の客。駐車場でも最後の1台だった。湯テルメという町営の温泉に入って帰路に。

flickr谷川岳セット