2007年1月29日

ワンタッチで忘れる

「はいはいわかりましたって聞いても、よそを向いたら『何だったっけ?』って忘れるのよ。ワンタッチで忘れるっちゃから。」と、田舎の母は面白い言い方をする。ぼくが電話してああすればいい、こうすればいいよと言うとその時は「そうやねぇ。そうするわ」と思っても、電話切ったとたんに何だったか忘れてしまうらしい。

昔のことはよく覚えているのに・・・と言っていたのに、今では昔の記憶も怪しい感じ。ぼくが子供の頃に何度か入院したのを忘れていた。新しいことは何も記憶されないかというとそうでもない。ちゃんとここ最近のいくつかのことは覚えている。でも、何が記憶されて、何が忘れ去られるのか。謎のスイッチだ。

投稿者 oshige : Permalink | コメント (0) | taeko

2006年12月 8日

妙子 経験値+3。

朝9時過ぎ。お茶を沸かしていると携帯が鳴った。田舎の母からの電話。
認知症で物忘れがひどくなった母は、こうなってから携帯を使い始めたのでなかなか操作を覚えられない。最近は電話に出ることはできるようになったが、自分から掛けるのはなかなか難しいみたいだ。その母から電話があった。ポイント+1。

電話の用事は、父から郵便物をぼく宛に出すように頼まれたらしいのだが、中身がなんだったか忘れてしまった。何なのか父から聞いてないか?という問い合わせ。今朝、父から聞いたはずのことを忘れているのでポイント-1。

10時半ごろになり、そういえば送り先をちゃんとわかっているかな?と心配になって母の携帯に電話するとちょうど郵便局の受付でやりとりの最中だった。出先でもちゃんと携帯に出られたのでポイント+1。

住所は父が書いていたというので間違いないだろうと切ると、しばらくして携帯が鳴った。送り先、つまりぼくの自宅の電話番号を教えてくれという。出先から電話をかけることができたのでポイント+1。携帯でぼくに聞けばいいと機転が利いたのも+1かな。

というわけで、今日は母の経験値が+3アップだった。あと、母の行きつけの郵便局が電波がつながるということがわかったのも収穫。でも、先日は行きつけのスーパーがダメだったんだよなあ。

投稿者 oshige : Permalink | コメント (0) | taeko

2006年9月30日

安心だフォン

毎日、お昼前ぐらいに30分ぐらい電話する。特訓の成果が徐々に現れてきた。
付属の取扱説明書は機器設定マニュアルって感じで難しいので、簡単な使い方マニュアルも作った。絵を描いてくれたのはR子さんです。
  ↓
電話の相手の名前を空白にしたPDFファイルも作ったのでご利用ください。
安心だフォンやさしい操作説明書

投稿者 oshige : Permalink | コメント (0) | taeko

2006年9月21日

携帯特訓中

Willcomの携帯を4台買った。そのうち2台は田舎の両親用。
父はちょうど今日80歳になり、母は78歳だ。父は週2回ゴルフに行くほど元気だが、母は物忘れがひどくなって心配になってきた。二人ははじめて携帯電話を使うので特訓中。もう少し早く携帯電話を使い始めればよかったと思うのだけど、それでもギリギリの最後のチャンスということで父の誕生日に合わせてプレゼントした。
父には簡単携帯のnico、母には安心だフォン(AP-K202S)を選んだ。父はすぐに使えるようになったが、母は少し時間がかかりそうだ。持ち歩いてくれる習慣が付いたら位置検索もできて安心だ。そのためには1日に2,3回電話しなきゃ。音声定額料金だから通話料の心配はない。「電話代はタダだしね」と気を遣わせずに何度でも電話できる。

投稿者 oshige : Permalink | コメント (0) | taeko