バチアタリな題名ですが。。。今日、一瞬我が目を疑いました。ちっちゃな聖フランチェスコが地面をチュンチュン跳んでいたのです。聖フランチェスコとは、小鳥にも話しかけて神の愛を説いたという、博愛と清貧のアッシジの聖人で、ジオットの絵が有名です。そのシーンが突如現れたのです。
へっ!よく見ると、そのシーンそのものではなくて、エッセンスとでもいいましょうか、その、聖人と鳥が一緒になったというか、、、頭頂部がまあるく禿げたスズメでした。んんー?追いかけてさらによく見ると、ハゲではなくて色が白いのです。一緒にいた数羽のスズメはふつうの色分け。1羽だけがハゲ。。。じゃなくて頭頂部が白いのです。
部分的に羽根の色が白いカラスはよく見るので、スズメもいるかもねえとは思うのですが、何も頭頂部じゃなくても。。。と思って家に帰ったら、野鳥の会神奈川支部報が届いていて、白化個体についての記述がありました。会員からの報告によると、スズメの部分白化では、頭部が白くなっている記録が多く、カラスでは翼の一部が多いそうです。
ちなみに、聖フランチェスコの生涯を描いた映画はいくつかありますが、私は Brother Sun Sister Moon が好きです。アッシジの風景が美しく(実際の撮影はサン・ジミニャーノだったそうですけど)音楽はドノヴァン。宗教がテーマなのに、あんまり悲壮な感じがなくて、生きる喜びが画面に溢れています。