昔の中国旅行続きです。このエピソードをぜったい書けと言う家人のすすめにより、追記します。ツアー一行は桂林に行く前、広州で中山記念堂という公会堂のような建物に立ち寄りました。別に普通の建物だったんですが、そこでふとゴミ箱が目に入りまして、写真を撮ってバスに戻ると、バスはもう動き出していました。あれ?一瞬の間の後、同行の家人の
「置いて行かれた!まってくれー」
という声でわれにかえって、あわてて追いかけました。
当時中国では外国人の個人旅行は認められていませんでした。必ず現地ガイドが同行するツアーの一員となって団体行動をしなくてはいけなかったのです。ここで置いていかれたら、大変!かなりめんどくさいことになるにちがいありません。
両手を大きく振りながら必死に走るわたしたちを、運良く後部座席の人が気づいてくれて助かりました。汗だくでバスに乗り込んだわたしたちは拍手喝采で迎えられまして、広州の現地ガイドのオッサンは笑い転げていました。それ以後、バスが発車するたびに
「みんな乗った?」(ガイドさん)
「大体オッケー!」(全員)
がお約束になりました。で、そのゴミ箱の写真です。
果皮箱っていうんですね。一番右のはゴミを入れるのがもったいないくらい豪華。これ撮ってたから遅れたんだぞ、と見るたび毎回言われます。^^;
水仙
こんにちは。
確認しないガイドさんもガイドさんだけど(日本と違いますね)、
なにか映画のようなお話しですね。
でも気がついて貰えてよかったですね。