4 28, 2008

デモ

長野の聖火リレーの映像を見て、沸き上がって来た何か邪悪な気持ちに悩まされていた。今日、デモに参加した、長年活動しているチベットサポーターの女性へのインタビューを聞いて、だいぶ楽になった。

i-morley: 4.26 スペシャル(後編) 21分ぐらいから

長野で初めてデモに参加して公権力に対して敗北感を味わった若者の日記をmixiで読む。こういう時に必要なのは、長年人権運動をやっている人のなぐさめと励ましだと思うけど、私の目に触れる左派の人のコメントは「甘いな」「お前らもやっとわかったか」みたいなのが多い。それは右派の人が中国に対して「オリンピックなんて早いんだよ」「失敗すればいい」みたいな悪意を持つのと同じレベル。情けと憎悪は表裏一体。情熱をコントロールするのは難しいと思う。

今回がっかりした人も、すぐに結果が出なくても絶望しないで。インドの独立運動だって、公民権運動だって、人の心を変えるには時間が必要だった。コンビニのレジのところにある募金箱みたいなものよ。いろんな人が小さな善意から1円玉を入れて、ある日いっぱいになる。いきなり多額の寄付を期待してはだめ。大金を出そうという勢力に利用されないで。とオバサンは思うのでした。


r2: 暗闇のなかの希望

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