ゾウの時間 ネズミの時間の、または歌う生物学で有名な、本川達雄先生の本。冒頭で出てくる、ナマコの形態についての特性は、いつぞやテレビで見た事があります。(きれいな女子アナウンサーさんが素手でナマコをつかんで実験してくれた)
「ホヤと経済学」より
ホヤの群体の大きさとエネルギー消費量の関係を計測してみると、群体が大きくなっても全体の消費量がそれほど大きくなるわけではない。ということは、群体が大きくなるほど、構成する個体の消費量は小さくなる。これは企業など人間の組織でもいえることではないか。という内容。
毎度おなじみ〜で楽譜がついている。お風呂で読みながらついつい歌っちゃうんだな。
ヒトデ、ナマコ、と来て、ウニ学というのも出版されたんだけど、これが高いんだな。よろしく図書館。