シャミちゃんのお墓参り。白峰寺まで。海岸沿いに柳島を経由して小出川+駒寄川ぞいに、わたし自転車、家人はランで。走っている家人に遅れないよう、あまり道草しないで走る。それでも遅れてしまいました。走る人より遅い自転車。
いつものアオジ4羽は今日も居た。
柳島のコガモとヒドリガモ(水面の何かを見つけては食べている)・ユリカモメ・カメラマンのおじいさんたちいつもどおり。
R1〜浜園橋:アオサギ1、コサギ1、コガモ4、オオバン20羽ぐらい。
オオバンと言えば、わたしが平塚に越してきた20年ほど前は見ませんでした。ある年馬入橋から下を見ると、知らない鳥がたくさんいてビックリ。1992年発行の「神奈川の鳥」ではあまり観察例のない鳥になっています。
それから数年後のある日、相模川の河口付近にしかいなかったオオバンが、支流の小出川にいることに気がつきました。ここまで来たのね、という感じでした。それが今年、買い物帰りにさらに支流の千の川のほとりを通っていると、ん?なんかいつもとちがう!よく見ると、いるはずのないオオバンが。小出川のもう一つ上流の支流、駒寄川ではまだ見ていません。
〜茅ヶ崎JCT:ヒドリガモたくさん、コガモ6(お尻を出して水底の何かを食べている)、バン2、アオサギ幼鳥。
駒寄川:カルガモうじゃうじゃ。
小出川でヒドリガモがたちが川岸に上がって草を食べたり休んだりしています。ここを突っ切るとせっかくまったりしているカモたちを脅かしてしまうなあと立ち止まっていると、わたしの前を散歩していた人が土手から下りて脇の車道へ迂回しました。向こうから犬の散歩に来た人も、カモスポットの手前で土手を下りました。見ていると、ここを歩く人はみなカモに道を譲っているようなのです。近所の人たちに愛されている川なんだなあと実感。
お寺の池一面に白い羽根が。特徴のあるまだら模様のを拾って、ふと顔を上げるとマガモさんたち4羽♂1♀3。あまりに近すぎて気がつかなかった。あ、こんにちは。カモたちは逃げるどころか、こっちに寄ってきた。飼われているのかな、ゴメン、あたし何もおいしいもの持ってないから期待しないで。近くに寄ってくるマガモの奥さんの胸のあたりをよく見ると、今手に持っている拾った羽根の模様と一致!自然に抜けた量の羽根ではないので、1羽犠牲になったな、猫かな?猛禽かな?こんなに警戒心がなかったらやられちゃうなあ。
台地から岬のように川の方へ出ている傾斜地を探検。シジュウカラがたくさん。メジロが少し。キジバトの尾羽根4枚が落ちていた。
里山公園。ツグミ1、やはりエノキの実を食べていた。ホオジロ5。去年はうじゃうじゃいたけど、今年は少ない。山にエサがたくさんあるのかな、危険を冒して人里に下りてこなくてもいいので、鳥にとってはいいことなのかも。わたしたち観察好きにとってはつまんないけど。
清水谷の方へ下る。数年前、今頃の季節・時刻に、百羽ぐらいのツグミが谷の水たまりにつぎつぎ下りてくる光景を見たのが忘れられない。あれは一体何だったんだろう?あの水たまりは今は干上がってしまい、真ん中に立って居た木も朽ちて折れてしまった。鳥はアオサギ1羽のみ。
ちょっとさみしい気持ちになって帰途につく。途中、道を間違えて(茅ヶ崎の道はラビリンス)いつも通らない道で、エナガに会った。夕方の冷たい空気に、あのジュリジュリという声が。道に面した畑の中で、一所懸命何かをつついていた。虫?エナガ4羽とシジュカラ2羽。いつも陽の当たる尾根の木の上の高いところにいる印象のエナガが、こんなに低いところにいるなんて。
わたしは珍しく一眼レフを持っていた。運動神経が鈍いのでザックから取り出すのに一苦労。スタンドのない自転車だったので、ゴチャゴチャしているうちに自転車をガチャーンと倒してしまった。あー逃げられたと振り向くと、彼らは全く気にせず何かを食べ続けていました。よっぽどのごちそうだったのか?カメラで写真を撮ると、そのほうに集中してしまい、肝心の鳥はあまり見ないことになってしまうことが多い。後で写真を見ても、その鳥の情報のほんのちょっとしか再現されない。でも今日は、帰ってエナガちゃんの写真を見て、かわいい♡カメラ持っててよかったとニヤニヤしたのでした。
華奢で黒い脚が、ふんわりした白い体毛と対照的でオシャレ。薄茶色の帯のように見えるのは、手前の枯れ枝です。
今年はエナガをよく見るなあと思います。単にわたしが以前はエナガがいることに気がつかなかっただけなのかも。エナガの声とシルエット・動きが頭のデータベースに定着したのかなあ。
うちのルーター