ここからが驚き!彼らはいったん土に潜りサナギになり、羽化後地上でしばらく過ごしたあと、また地中に潜り夏〜翌年の春まで休眠するそうなのです(涼しい秋頃に一度出て来ればいいのにと思うのはよけいなおせっかいか?)。
コガタルリハムシはスイバやギシギシなど牧草地の雑草だけを集中的に食べつくすので、ターゲットの草を根絶まではできないが、草にストレスを与え成長を遅らせる除草効果があるという報告があります。
福井県畜産試験場研究報告第9号(1985)(pdf)
http://www.fklab.fukui.fukui.jp/ts/seika/kenkyuhoukoku/9/902.pdf
しかし春の一時期しか活動せず一年の大半は休眠しているので、これをどうにかできないかさらに研究しているとか。
岩手大学農学部2号館4階応用昆虫学研究室
http://news7a1.atm.iwate-u.ac.jp/~insect/hamushi/
人間がそんな勝手なことをしていいのだろうか?なんだか怖くなりますが。。。