エクソダスを読んだ後、またいろいろ考えることがあった。
AppleTVで試聴できる、「モスキートコースト」(本人又は家族がiPhoneなどApple製品を購入した場合、期限付で無料試聴できます)これまさに違法にメキシコ国境を家族で越える話。ただしアメリカからメキシコへ。民兵や危険なルートの風景が出てきて「これか」とつぶやく。コヨーテに連れられて移動する移民たちとすれ違うシーンがある。シーズン1は終了。これからどうなるのだろう?ダリエンギャップまで行ったりして!(そこに生息する蝶を見たい。。。無いよね)
町山智浩のアメリカの今を知るTV In Association With CNNによると、エクアドル、ホンジュラス、エルサルバドルから移民が絶えないのは、国内産業が破綻しているから。その原因はアメリカ企業による大規模農業にある(バナナとかコーヒーとか)のでアメリカにも責任がある。アメリカ民主党は、壁を築く代わりに産業を立て直すべく援助する方針らしい。これは中村哲先生がアフガニスタンでやっていたこと方針は似ている(本当にできるのか?わからないけれど。先生の哲学が地域や時代を超えて受け継がれることがあったらいいなあ)。
にしても、「エクソダス」は読んで半年以上経つが、まだわたしの心の中に居続けている。この本はドキュメンタリーなのだけど、波瀾万丈のドラマを見ているようだった。記者が自分で現地に行き取材した一次情報によって構成されている。この取材はすごいと思う。