処理の中断

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(section01-03 フレームアクションのメソッド定義と関数定義から抜粋)

 returnを実行することでメソッドの中の残りの処理を中断できます。returnは関数の中で値を戻すためのステートメントですが、メソッドの中では戻す値を指定せずに使用します。
 次のtest()は引数aが0のときは処理を中断します。このスクリプトでは2行目で条件分岐のif文を使っています。これによりaの値が0のときだけ4行目のreturnが実行され、続く6行目が実行されずにtest()が終了します。aの値が0でないときはif文で囲った中が実行されずに6行目が実行されます。

[:script:]引数が0のとき処理を中断する
function test(a:int):void {
	if(a==0){
		trace("中断");
		return;
	}
	trace(10/a);
}

test(0);//出力:中断
test(5);//出力:2
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このページは、oshigeが2009年8月19日 10:03に書いたブログ記事です。

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