お昼頃、下流の岸辺の道に立って川面を見ていると
下流からハジロカイツブリ1が潜水しながら遡上してきました。
潜水時間は平均20秒ぐらいだなあと思っていると
下流から別の鳥が潜水しながらやってきて
お互い浮上したところで鉢合わせになりました。
カンムリカイツブリでした。
かなり大きさに違いがある両者、ハジロはびっくりするかと思いきや
ハジロの方がカンムリにクチバシを突き出し羽ばたいて突撃!
カンムリはたじろいで後ろに下がり、反対方向に潜水して消えました。
ハジロカイツブリってかわいいだけじゃなくてわりとやる!
カンムリカイツブリの潜水時間は25秒。
ところで、秒数を数える時、わたしはオブラディオブラダを歌っています。
これはゴスペル教室に通っている時、先生から教えてもらった方法。
双眼鏡から目を離さずに大体の秒数がわかります。
ホジロガモは21秒
(オブラディーオブラダーライフゴーズオンー、ブラー!!でポコンと浮上)
キンクロハジロはバラツキがあり16~23秒
餌の密度など条件の違いによって変わってくるかもしれませんが、
やっぱり体の大きな鳥ほど長く潜れるんだなあ、肺の大きさに比例してるのかな。
などと、普通の人にとってはどうでもいいことがいちいちおもしろいのでした。
あと、潜らないけどキンクロハジロと一緒にいることが多いハシビロガモのお食事風景も面白い。スープの灰汁をすくうように水面に嘴をつけてズズズーと泳ぎ回ります。そのためハシビロは嘴が大きいのですが、羽繕いが大変そうです。背中は遠くまで届いていいけど、首のあたりは長すぎて。。。
秋から冬にかけて、海でサーフィンしていると、波が崩れるポイントの少し沖で、頭が三角形で首が細長い鳥が浮かんでいるのを見ることがある。それはときどき潜る。茅ヶ崎海岸で一箇所で一度に見られるのは、たいてい1〜2羽だけど、3月になると6〜7羽に増えることもある。
2015/03/20 10:30ごろ、茅ケ崎の西浜〜浜見平入り口付近の海上に40羽以上のカンムリカイツブリが見られた(頻繁に潜ったり浮かんだりするので、モグラ叩きのようで数えるのが難しい)。あとで同じ日に辻堂でも100羽が観察されたとWEB版『ふじさわ自然通信』で見た。あの日、カンムリカイツブリの大群が相模湾を通過したのかな。
岸から海鳥を見ていると、またウエットを着て海に入りたくなる。なぜかサーフィンのポイントと、地引網のポイントと、カンムリカイツブリがいるポイントは近い。地引網と鳥は目的が一緒なので(魚がいる)わかるけど、サーフポイントもなのはなぜだろう?
橋の上から、真下にいるカンムリカイツブリの潜水を見物。足の使い方が、カイツブリとそっくりです。
大雪を降らせた低気圧が南岸を通過した3日後、海は風もうねりもなく、真っ平らに。こんな日はもしかして。ピンポーン。カンムリカイツブリがあちこちに見られました。西浜〜柳島間で7羽。
カンムリカイツブリを数えるのはモグラたたき。あっ居たと思うとすぐ潜る。そして離れた場所に浮上。偶然4羽が海面に出ているこのショット。右から2番目の黒っぽいのは、カワウかな?とおもいきやこれもカンムリカイツブリでした。夏羽のと冬羽のと、なぜか黒っぽいの。いろいろバリエーションがあるのですね。
かっこいい夏羽
冬羽と(左)と、これは?(右)
前線が通過して、一気に冷え込み。雪の丹沢に登ってみたい。
西浜〜柳島 カンムリカイツブリ8 カワウ4。カンムリカイツブリが1〜2羽居るのは珍しくないけど、同時に3羽以上いるのを初めて見た。無風でベタ凪ぎだったので見えやすかったのかな。西浜中学校前から細い川のような流れが沖に出ているのが見えた。大島の三原山も冠雪。
柳島でアオジ、シロハラ。ヒヨドリが地面に落ちたシャリンバイの実を丸呑みしていた。トベラは鳥に食べられる前に黒く枯れてしまった。