(section09-03 Flash Player 10の新しいGraphicsメソッドから抜粋)
次にdrawPath()を使って図形を描くサンプルを示します。これを実行すると19行目でシェイプが作られ、このシェイプに図形を描画されます。drawPath()での描画はdrawRect()などの描画の手順と同じように図形を塗るならば描画する前にbeginFill()で塗りを開始し、描画終了でendFill()を実行します(20〜22行目)。実際に描画を行っているのは21行目のdrawPath()です。drawPathの3個の引数のcommandsとdataとwindingには、描画で必要となる値を入れておきます。
commandsとdataはベクターです。ベクターを作るには、new Vector.<ベース型>()のようにベース型(値のデータ型)を指定してインスタンスを作ります。commandsは要素の値がint型なのでを指定します(4行目)。
[:script:]drawPath()を使って図形を描く
次にdrawPath()を使って図形を描くサンプルを示します。これを実行すると19行目でシェイプが作られ、このシェイプに図形を描画されます。drawPath()での描画はdrawRect()などの描画の手順と同じように図形を塗るならば描画する前にbeginFill()で塗りを開始し、描画終了でendFill()を実行します(20〜22行目)。実際に描画を行っているのは21行目のdrawPath()です。drawPathの3個の引数のcommandsとdataとwindingには、描画で必要となる値を入れておきます。
commandsとdataはベクターです。ベクターを作るには、new Vector.<ベース型>()のようにベース型(値のデータ型)を指定してインスタンスを作ります。commandsは要素の値がint型なので
[:script:]drawPath()を使って図形を描く
var w:int=150; var h:int=120; //描画コマンド var commands:Vector.<int>=new Vector.<int>(); commands.push(GraphicsPathCommand.MOVE_TO); commands.push(GraphicsPathCommand.LINE_TO); commands.push(GraphicsPathCommand.CURVE_TO); commands.push(GraphicsPathCommand.LINE_TO); //描画に使う座標 var data:Vector.<Number>=new Vector.<Number>(); data.push(0,0); data.push(w,0); data.push(w,h); data.push(0,h); data.push(0,0); //描画の交差領域の塗りの処理法 var winding:String=GraphicsPathWinding.EVEN_ODD; //図形を描く var shape:Shape=new Shape(); shape.graphics.beginFill(0xFF0000); shape.graphics.drawPath(commands, data, winding); shape.graphics.endFill(); shape.x=200; shape.y=150; addChild(shape);dataベクターを見るとわかるようにこの図形の描画には5個の点を使用し、ベクターには合計10個の値が入ります。commandsでは、dataから値を順に取り出してメソッドを実行していきます。commandsに追加したメソッドとdataの座標とを付き合わせると次のようになっています。moveTo()とlineTo()の引数は2個ですが、curveTo()はコントロールポイントの座標があるので4個の値を必要とします。
data.push(0,0);//moveTo(0,0) data.push(w,0);//lineTo(w,0) data.push(w,h);//curveTo(w,h,0,h) data.push(0,h); data.push(0,0);//lineTo(0,0)