「ドバト」と一致するもの
以前著者がラジオに出てお話をしているのをきいて気になっていた本。自転車やバードウォッチングでうろうろする近所の里山では冬の狩猟期間中、ときどきイノシシ猟の鉄砲の音を聞く。狩猟というと鉄砲撃ちまくるイメージだが、著者が行うのは「くくりわな」という手法を使うわな猟。シカやイノシシの行動を読んでけもの道にわなをしかける。狩猟対象の動物の行動だけでなく、相手の習性や食べ物である植物のことをよく知っている必要がある。どこに何が生えているかという地理的な知識と、いつ芽吹き花が咲き実がなるという時間的な知識と。
里山に出没する動物と人間の暮らしの関わりについて著者が語る部分の他に、猟の師匠から聞いた動物ごとの狩猟の方法などをまとめている部分がある。わたしが気になったのはアオバトで、アオバトが人によって狩られていた歴史があるなら、不思議なアオバトの生態について昔の人は何か知っていたかもしれない。でもドバトとキジバトについてはあったがアオバトについての記述はなかった。
この本は狩猟についての本だが、なんというか哲学的な雰囲気もあり「頭のいい人向け」という感じがする。
次の本は写真が主で、実践編。現役の猟師のみなさんが紹介され、オススメ料理のレシピやハンドクラフトの方法、わなの作り方、解体の仕方など。出版社どこかなと見たら、やはり農文協!さすが。
イノシシ肉が臭い硬いと言われるのは、仕留めた後の処理が未熟だから。腕のいい猟師が獲った肉はおいしいらしい。
イノシシ料理のメニューは基本豚肉料理と一緒なのね。シカは煮込むと硬くなるのでスライスで利用するべしとある。
2015/10/20(火)
820羽
10グループ
天気:くもり
気温:18℃
風速:00m/s
風向:
湿度:88%
日の出:5:52
西へ 東へ
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6:51 82
56 16
7:05 20
08 58
10 27
11 93
7:15 48
21 251
7:37 100
39 122
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合計 673 147
グループ 7 3
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ハヤブサがドバト、キジバトを追う。いつも平塚側の漁港近くで旋回しているドバトたちが対岸の茅ヶ崎側まで飛んできていた。ハヤブサに追われたのか?ハヤブサはハトねらいでヒヨドリに目もくれず。ハトの方が食べがいがあって美味しいのね。。。
観察中ふと顔を上げるとフェンスにジョウビタキ♀1が留まっていた。あっ初認。写真を撮りたかったが間に合わなかった。観察後にあの子どこかにいないかな?と去年ジョウビタキを初認した場所を通ってさがす。居た!!しかしよく見るとそれはジョウビタキではなくてアリスイだった。ちぇっアリスイか。。。つぶやいて、ハッとして「うわーなんちゅうぜいたくなことをゆったんや、ごめんなさいアリスイでも大変ありがたいです〜〜」
2015/10/19(月)
4.567羽
15グループ
天気:快晴
気温:20℃
風速:00m/s
風向:
湿度:70%
日の出:5:51
西へ 東へ
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6:33 744 96
36 323
41 743
44 30
45 437
52 84
54 193
7:00 29
04 347
11 914
22 184
24 40 120
31 283
ーーーーーーーーーーーーーー
合計 3260 1307
グループ 8 7
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小出川河口でドバトの水浴び場所を発見した。30羽以上が順番に水に入って羽の手入れをしている。いつもわたしの姿を見ると寄ってくるドバトたちが、ここでは寄ってこないむしろ警戒している。バックヤードの休憩所を見てしまったような、なんだか後ろめたい気持ちになった。
写真のヒヨドリを数える作業。Photoshopで画像を開き別レイヤーを作成、右手で数えた個体にマークしながら、左手に持ったiPhoneのカウンターアプリをタップ。だいたい3、4、5個ずつリズムをとりながら。楽譜を見ながらピアノを弾くのに似ています。
昨年ヒヨドリの渡りを調べて、だいたいどんなものかわかった。今年は別の場所でと思っていたが、その地点を決めかねている間に渡りの季節になってしまった。今年はもういいかな。。。と思っていたところ、鳥見の師匠U山さんから10年続けなければ意味がないと言われて、結局また相模川河口のヒヨドリを観察することに。
朝窓を開けて、お?今日はヒヨドリの声が多い。ということで昨年と同じ場所でカウントすることにした。初日なのに一眼レフカメラのバッテリーを忘れてしまい目視のカウント。目視だと実際の数より少なめになってしまうけれどしかたない。。。ところが、もうこの日がシーズン最大数だった。たしかに昨年は9月末から観察を始めていた。遅かったかー。毎年西浜の海岸砂防林を通過する個体が多いのが10月下旬なのでまだいいだろうと気を抜いていた。アチャー。
2015/10/12(月)
6,773羽
24グループ
天気:晴
気温:16℃
湿度:93%
日の出:5:45
西へ 東へ
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6:00 開始
6:15 100
6:30 200 3
6:45 400 50
7:00 100 400
1000
200
800
7:15 200
400 20
50
200
20
7:30 170 20
300
200 40
200
800
400
8:00 終了
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合計 5940 833
グループ 16 8
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ハヤブサがドバトを運んで、橋げたの下で食べた。今年は1羽しか見ない。体が小さい方のようだ。
ゴルフ場の池のヒドリガモ9。性別がはっきりしない。グリーンの草を食べていた。
朝家を出るときマンションの廊下で、イソヒヨドリがコガネムシを食べる現場を押さえた。やっぱりイソヒヨだった!
ヒヨドリが渡るポイントにはゴルフ場と、ゴルフ練習場があります。その高いネットの上に、去年の冬からハヤブサのオス、メス1羽ずつが居て一緒に行動しています。
今年の早春に交尾をしているのを2度目撃したのでペアなのではないかと思います。営巣・繁殖は確認できませんでした。繁殖シーズン中は見られず、夏頃からまた姿を現すようになりました。今いるハヤブサが、交尾をしていた2羽と同一個体かどうかはわかりません。
アオバトとヒヨドリを観察していた9月と10月、決まった時刻になると決まった場所に現れました。わたしがヒヨドリの渡りが始まったのに気がついたのは、ハヤブサが追いかけているのを見たからです。
ハヤブサは意図して獲物をネットの方へ追い、狩りをしています(例:2014/10/16)。2羽で一緒に追っていますが、どうも体の大きなメスの方が主導して、オスはついていくだけ。獲物を仕留めるとメスが先に食べて、オスは残りをもらうという感じです。メスがお腹がすいてないときでも、オスのために狩りをしているのか?と思う場面もありました(2014/10/20)。2羽が争う姿は一度も見たことがありません。
ヒヨドリの観察中にハヤブサが獲物をとったのを目撃したのは6回、
ヒヨドリ3
キジバト2
ドバト1
でした。
個体数は圧倒的にヒヨドリが多いのに、狩りの成功率は低い。
ここら辺のドバトは飼われていたり定期的にエサをもらったりして太って油断だらけなのですが、キジバトより少ない(観察の絶対数が少ないですけど)やはり群れで行動しているからかなあと思います。
ーーーーー
2014/09/30 06:58
ネットポストの上で何かを食べていました。後でむしって落ちた羽を確認するとヒヨドリでした。
2014/09/30 07:39
2羽並んでいます。大きさからさっきヒヨドリを食べていたのはオスのほうかな?
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2014/10/01 07:08
橋脚で何か食べていました。これも後で散った羽を確認するとドバトでした。
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2014/10/08 06:52
ゴルフ練習場の打席で何かを拾おうと必死な2羽。営業開始時刻がせまり清掃スタッフが近づいてきます。なんとか持ち上げてどこかへ運んで行きました。散乱した羽からキジバトだったとわかりました。空中で捕獲するのは得意でも下に落ちているものを拾うのは苦手なのか?(だからヒヨドリは水面スレスレを飛ぶのですよね)ハトぐらいの重さのものを運ぶのは大変なようです。両足でしっかり持って、飛び立つ時も「えいやっ」という感じでした。
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2014/10/10 08:02
川を渡りきったヒヨドリの群れが砂防林の方へ道路を渡る手前のネットポスト上で。落ちた羽からヒヨドリとわかりました。
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2014/10/15 06:50
キッキッキッという声がして、見るとハヤブサのオスがチョウゲンボウと争っていました。この近くの草地をなわばりにしている若いチョウゲンボウにからかわれて逆上したようです。メスはいつも落ち着いていてカラスの挑発に乗ることもありませんが、オスはしょっちゅうハシボソガラスたちを蹴散らして無駄にエネルギーを使っています。このときもチョウゲンボウをネットに追い詰めて一撃、羽が飛び散りました。
06:54
メスが橋の下で何かを捕まえました。片脚で持って、一度水に浸けて橋脚へ。オスはついていきます。メスがそれを食べている間、オスはそばでじっと見ていました。メスはオスを追い払いはしないけど、落ち着かないと獲物を持って場所を移動。しばらくすると、メスはどこかへ行き、オスは残り物を食べていました。後ろに、ここで常駐しているハシボソガラス40羽とトビ3羽がその残り物をもらおうと待っていました。
そのときは獲物が何かわかりませんでしたが、翌日常連を点呼したところ(イソヒヨドリ、イソシギ、カワセミ、ハクセキレイなど)欠員が認められなかったので、残るのはヒヨドリとしました。台風で中洲の一部が流され、羽の回収に行けなくなりました。
ーーーーー
2014/10/20 07:02
ハヤブサがキジバトを追っていました。メスが獲っては逃し獲っては逃し。あまりやる気なさそうです。キジバトは逃げて水面に落ち、浮かんでいるが飛び立てず、ハヤブサもなかなか拾えず。やっと拾って仕留めると、先にオスが食べ、メスはそばに居て、近づこうとするハシボソガラスたち(40羽)ににらみをきかせていました。
2014/10/20(月)
天気:晴
気温:16℃
風速:01m/s
風向:北東
日の出:5:52
ヒヨドリの渡り
東へ 000
西へ 610
その他 207
目撃数合計 817
時刻 数 ルート番号 方向
06:52 058 5 西へ
07:09 206 2 西へ
07:12 048 2 西へ
07:22 030 0
07:22 153 2 西へ
07:35 045 4 西へ
08:03 102 0
08:07 056 0
08:12 019 0
08:30 100 2 西へ
09:00 020
09:00 050
09:00 010
09:45 020
09:50 005
09:50 015
09:50 020
09:50 010
その他
06:20
モズ C4
メジロ 2
ハシブトガラス f
06:25
イソヒヨドリ メス成鳥 f↑3
ハクセキレイ f7
ハヤブサ p8 ネット
ウミネコ f7
06:30
ダイサギ 2 f7
トビ f0
ヒヨドリ c2
キジバト 2 f0 西へ
06:40
ウミウ p8 堤防杭
アオサギ p8 堤防杭
ハクセキレイ w5
06:42
ハヤブサ ドバトを襲う失敗
06:52
ムクドリ 100 f↓2
07:02
ハヤブサ キジバトを捕まえる
カルガモ 2 f7
07:35
ハヤブサ キジバトを食べ終わりカラスを蹴散らす
08:01
カワセミ f↓7
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相模川河口のヒヨドリ(まとめ)へ
砂防林の背後の芝生の広場で、カラスとチョウゲンボウがじゃれ合っているのを発見。自転車は入れないエリアなので、えんえん歩いて行ってみると、そこはハクセキレイの幼稚園でもありました。うちの近所のハクセキレイ幼鳥は今年は1度しか(7/22)姿を見ていません。どうしたんだろう、みんなどこに居るのかなとおもっていたら、ここに居たのねー。
この広場は犬と自転車は立ち入り禁止。広い芝生に人も居ず、鳥や乳幼児にとって安全。シャリンバイの実がなり始め、大きな株にハマゴウのつぼみがたくさん。ムクドリの群れがいる日もあります。
その日は2羽のチョウゲンボウが、カラスをからかったり、ハクセキレイを追いかけたりしていました。チョウゲンボウはカラスより一回り小さく、翼がピンととがっていて、空中でホバリングすることができます。強風の中でもピタっと静止し、ターゲットめがけて垂直降下。ずっとみているとおもしろいです。
チョウゲンボウに追いかけられたハクセキレイの幼鳥たちは、ソテツの葉の中に避難してかくれていました。ハクセキレイ成鳥の色の白黒の割合は個体差があって、ほとんどセグロセキレイじゃないの?というのもいます。セグロがいないかなと探しましたが、この草地にいるのは全部ハクセキレイでした。
以前、この広場の中でドバトの羽根が散乱しているのを見たことがあります。ハヤブサにやられたのかな?今年ハヤブサを見るようになったのは、この餌場ができたからなのかな?犬と自転車を閉め出すことで小鳥の天国が出来、そこに猛禽類がやってくる、小さな生態系が出現。おもしろいな。
前日の雨は意外と雨量があったようです。たかってくるハシブトガラスを牽制しながら、打ち上がった魚(ボラかな?)を食べるトビ(去年生まれ)。
を見ていると、目の前に一羽のドバトが下りてきました。右足に釣り糸がからまっています。ボク大変なんす、なんかください(ハト)。
トビに目を戻すと、空腹はおさまったのか、ブトたちに残りをゆずるように、魚からちょっと離れる。っと!そこにどこからかハシボソカラスが登場。おれたちに先によこせ!(ボソ:左2羽)ええーっ(ブト:右2羽)。
ねーねーねー、なんかください(ハト)。いつものおじさん今日来なかったの?(あたし)。ここでドバトにエサをやるオジサンがいるのですね。このハトのおかげで他の数羽もお相伴にあずかることができるのですが。
釣り糸が絡まっていない方の足の爪2本が抜けています。どうにか糸を取ってやりたいが。。。ここはハヤブサ夫婦のテリトリーなので、彼らのエサになるという道もある(-_-)。
と、そのドバトがささーとわたしの横をすり抜けて、移動。羽根をふくらませてグルグルっと鳴き始めました。視線の先にはカワイコチャン。エサより女か。
ふられたドバト。
柳島のドバトスポット。群れでグルグル飛んでいた。そこへ猛禽類2羽。1羽は下面が白い。ミサゴではない。白地に黒の紋付き。ノスリでした。ドバトはあまり慌てているようには見えなかった。もう一羽は何だったんだろう?トンビではなかった。下水処理場の排水溝はヒドリガモ、コガモ、そして写真撮りのおじいさんたち。
馬入橋の下のヒドリガモたちはいつも通り。今日はオオバンが河原に上がってゴハン中だった。
羽根を乾かすカワウさん。
畑の中の道にいつもいるツグミたちとアカハラ。アカハラくんは畑のはしっこの葉っぱの下を探って、葉っぱをくわえてはペッペッと飛ばしていた。しばらく見ていたら、捨て台詞を吐いてゴルフ場の木の上に飛び去った。じゃましてゴメンよ。